2010年6月14日月曜日

【国際大会】2010年アジアサンボ選手権大会

2010年サンボアジア選手権
日程:2010年6月1日〜4日開催
開催地:ウズベキスタン共和国タシケント市
会場:JAR(ジャール)スポーツコンプレックス
参加国数:18カ国

上記日程で、アジア選手権が開催されました。
日本人の出場選手は、3名(昨年度は5名)。

●シニア68kg級 鈴木康裕選手(スポーツ会館)
1回戦 vs ムヒドフ・ダミル(ウズベキスタン/2008年世界2位)
腕絡み一本負け

3位決定戦 vs ボコエフ・ティメルラン(キルギス) 
0-9大差判定負け

※新興国とブロックを分ける変則トーナメントのためパキスタンがスーパーシード(いきなり決勝)、逆ブロックから3位を2名出すためにいきなり3位決定戦となる。

1位 ムヒドフ・ダミル(ウズベキスタン)
2位 アイアット・ウラフ(パキスタン)
3位 ボコエフ・ティメルラン(キルギス) 
3位 コズロフ・イーゴル(ロシア)

全日本選手権でも入賞経験がある鈴木選手が、昨年に続き参加。SKアブソリュートのプロ勢とも稽古を重ねる鈴木選手は、サンボのキャリアも15年を数えますが、いまだに実力は進化し続けるグラップラーです。減量もスムーズにいき、よいコンディションで試合に望みました。
緒戦の対戦相手は優勝候補のムヒドフ・ダミル選手(ウズベキスタン/2008年世界2位)。得意の足取りで攻撃するも、組み手を制されポイントには至らず。対するムヒドフ選手は寝技を中心に試合を組み立てる作戦で、着実にポイントを重ねていきます。
後半に入り、体勢が崩れグランドに展開になった際、カメの状態になった鈴木選手の腕を脚でとり、回転しながらの腕がらみで一本。鈴木選手は、本人の記憶するところ、国際大会で初めての関節技による一本負け。
ムヒドフ選手はその後も投げ技、寝技をうまくとりまぜ、優勝。
3位決定戦に回った鈴木選手ですが、ボコエフ・ティメルラン(キルギス)相手にポイントをとることができず、無念の大差判定負け(0−9)に終わりました。 

●シニア100kg級 千葉記位選手(SKアブソリュート)
1回戦 シード

2回戦 vs ホルカシェフ・ナビムハマット(タジキスタン/2009年世界2位)
腕十字固め一本負け

敗者復活戦
体調不良のため棄権

※この階級は新興国も3名いたので従来通りのトーナメント。

1位 ホルカシェフ・ナビムハマット(タジキスタン)
2位 セイェド・オマド・ザマニ(イラン)
3位 クリコフ・アレクサンダル(ロシア)
3位 ウトゥクラム・クトゥングフ(インド)

昨年まで90kg級で闘っていた千葉選手が、初めて100kg級にエントリー。新しい闘いを模索しているようです。
プロフェッショナルサンボを標榜するSKアブソリュート所属ながら、唯一アマチュアのサンボを主戦場にする千葉選手ですが、ベースは柔道。
前日行われた計量前の調整練習では、抜群のコンディションを見せており、日本人のアジア選手権制覇は実現目前かと思われました。
しかしながら、好事魔多し。試合前日の深夜から体調を崩し、試合出場自体が危ぶまれました。それでも、ギリギリまで回復を待ち、なんとか会場入りしマットに臨みました。
一回戦はシードで、2回戦で対戦したのは昨年世界2位のホルカシェフ・ナビムハマット選手(タジキスタン)。
序盤は有利に試合を進めるものの、体調が万全でないのは明らかでした。
1分を経過したころから、かなり動きが鈍ってきます。通常ではあり得ない状態で引き落としのアクティブを取られるなど、これまでの千葉選手らしからぬ展開になりました。最後は力尽きたのか(実際に力が入らなかったそうです)腕十字により無念の一本負け。
最悪の体調の中、試合出場した精神力は賞賛に値しますが、本人・チームを含め海外遠征での体調管理の難しさを痛感しました。
体調不良の原因は、ウズベキスタンの洗礼とも言える嘔吐下痢。ほとんどの選手が一度は経験する通過儀礼です。予防しても仕切れない部分もありますが、最善の努力が必要ということでしょう。ただ、この経験を糧として、新たな階級での活躍を期待する次第です。
奇しくも、本年の世界選手権は同地ウズベキスタンでの開催。
千葉選手には、彼の地に置いてきてしまった「忘れ物」を取り返しに来てほしいと願います。

●ユース87kg級 草野太智選手(暁星高等学校)※学校名は左記で統一します。
準決勝 vs パジロフ・ベイベット(カザフスタン)
0-0アクティブ差判定負け

1位 イワノフ・ドゥミトゥリー(ロシア)
2位 パジロフ・ベイベット(カザフスタン)
3位 ラハトゥベコフ・ベクボロット(キルギス)
3位 草野太智

大会最終日、3日目に登場した草野選手は、昨年に続いての参加。昨年はアジア選手権の後、秋には世界ユースにも出場し、確実に国際経験を積んでいます。
海外という条件にも臆さない精神的安定感を持っているため、本大会での暴れっぷりが期待されました。
気候も暖かく、もともと減量がほとんどないため、体調も良くスタミナ面の不安もなく当日を迎えました。
1回戦シードで、準決勝からの出場。相手は、身長 190cm近くはあろうかという、パジロフ・ベイベット選手(カザフスタン)。
組み手の強さが予想できたため、序盤から動き回り、スタミナを奪い勝負を仕掛ける作戦でした。
しかしながら、身長差による体力差か、うまく自分の組み手に持ち込めません。
再三体落とし等で攻め込みますが、ギリギリのところで、引き手をコントロールされ、ポイントを得る投げにはならずじまいです。
そんな展開の中、あおりのアクティブを2回とれらて劣勢のまま試合は進みます。
中盤から、相手は寝技の展開に持ち込むようになります。膝固め2回、腕十字1回、いずれも極まるわけではありませんが、対処が遅れ、数十秒間をロスしてしまいました。
結局、寝技での時間浪費がたたり、相手のスタミナを奪いきることができず、ポイントは0−0ながらアクティブ差での敗退です。
あきらかな点数差がない部分では、自信を深めたものの、「点差以上の実力差がある」と本人は冷静に分析していました。
自分なりの課題点も見つけたクレバーな選手なので、ジュニア、シニアでの活躍を期待したいと思います。

サンボ競技が普及したばかりの新興国の参加も年々増え、年ごとに規模が大きくなっている印象があります。
今大会では、その新興国にカテゴライズされているイラン勢の検討が目につきました。
柔道、クラッシュの強豪国でもあるイラン。地力のある選手が数名参加しており、強豪国であるウズベキスタン、カザフスタン勢との対戦でも、かなりの健闘をみせました。とくに、シニア中量級、重量級では、終盤逆転されてしまうものの、ポイントリードで試合を進める場面もあり、数年後にどのような成長を遂げるのかが注目です。
また、東アジアで存在感を増す韓国は、コンバットサンボ、スポーツサンボともに選手を派遣。韓国はウズベキスタンからコーチを招いているため、強化対策も本格的に始まっています。もともと格闘技を好む国民性を持つため、競技レベルが数年後には飛躍的にアップしている可能性があります。
また、例年は優勝者を多数輩出しているロシアが例年に比べ、獲得カテゴリーが減少し、その位置をウズベキスタンが多く占めていました。開催国という地の利もあるでしょうが、アジアの雄としてのポジションを、本気で取りにかかっている意志を強く感じた4日間でした。

日本選手団監督
日本サンボ連盟理事・広報担当/吉澤昌

2010年5月23日日曜日

【大会結果】第8回東日本サンボ選手権大会

2010(平成22年)年5月23日
町田市総合体育館サブアリーナ

主催:神奈川県サンボ連盟
後援:日本サンボ連盟

<男子シニアの部>
【57kg級】
第1位:中島 涼 (木口道場)
大石 健二 (三多摩サンボスクール)
鈴木 晃二 (サンボアカデミー横浜)
河澄 亮祐 (木口道場)

【62kg級】
第1位:エイドリアン・レイモン [ADRIEN RAYMOND] (TEAM Odaka)
稲葉 雄基 (木口道場)
岡崎 浩史郎 (三多摩サンボスクール)
田村 裕之 (スポーツ会館)

【68kg級】
第1位:大原 裕樹 (誠心館柔術)
森 不二夫 (サンボアカデミー横浜)
佐藤 一範 (木口道場)
中島 大輔 (三多摩サンボスクール)

【74kg級】
第1位:トーマス・パスキエ [THOMAS PASQUIER] (TEAM Odaka)
遠藤 俊平 (木口道場)
高松 宗史郎 (スポーツ会館)
井上 泰仁 (無所属)

【82kg級】
第1位:山下 和紀 (蒲田サンボアカデミー)
スイレト (日本ウェルネススポーツ専門学校)

【+90kg級】
第1位:守光 博史 (木口道場)
鈴木 圭祐 (TEAM Odaka)    

最優秀選手賞  エイドリアン・レイモン


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<チビッコの部>
【幼児・小学1年】
第1位:戸田 純人 (木口道場)
安藤 吉平 (R.M.S)    

【小学生・女子3,4,5年】
第1位:吉元 玲美那 (AACC)
三谷 桜 (寒川柔友会)
高島 かりん (TEAM Odaka)  

【小学生・中学年3,4年男子軽量級】
第1位:村瀬 哲也 (TEAM Odaka)
青野 健也 (AACC)
鎌田 将弥 (TEAM Odaka)  

【小学生・中学年3,4年男子重量級】
第1位:深田 雄智 (AACC)
安藤 健志 (R.M.S)
梅本 達也 (寒川柔友会)  

【小学生・高学年5,6年男子&中学生1年女子軽量級】
第1位:稲葉 海人 (AACC)
石原 祐哉 (TEAM Odaka)
須藤 見静 (パラエストラ東京)
佐竹 育己 (TEAM Odaka)

【小学生・高学年5,6年男子&中学生1年女子重量級】
第1位:澤田 千優 (AACC)
 三谷 大 (寒川柔友会)
藤井 虹太 (SKキッズ)  

【中学生1,2,3年男子】
第1位:澤田 龍人 (AACC)
赤間 勇斗 (TEAM Odaka)
藤井 翔馬 (三多摩サンボスクール)  

2010年4月28日水曜日

2010アジアサンボ選手権大会選手団確定

アジアサンボ選手権の選手団が確定しました。

・大会日程:6月1日~4日
・開催地:ウズベキスタン共和国タシケント市

【役 員】 
団長/審判 筒井 穣(日本サンボ連盟 審判副委員長)
監督      吉澤 昌(MCアブソリュート)

【男子ユース(1992・93年生)の部】
87kg級     草野太智(暁星高等学校)
         08・09年全日本選手権エスポワール90kg級優勝

【男子シニアの部】
68kg級   鈴木康裕(スポーツ会館)
08・09年全日本選手権3位
   
100kg級    千葉記位(SKアブソリュート)
07・08年全日本選手権90?級優勝、08年同世界5位

以上 5名

2010年3月12日金曜日

2010年アジアサンボ選手権のご案内

<2010年アジアサンボ選手権のご案内>

【開催地】  
ウズベキスタン共和国タシケント市

【主催】 
ウズベキスタンサンボ連盟  アジアサンボ連盟(ASF)

【日程】  
5月31日(月)  午前中成田発~ソウル経由~タシケント着
6月1日(火)  男女シニア計量
6月2日(水)  男女シニア試合 / 男女ジュニア計量
6月3日(木)  男女ジュニア試合 / 男女ユース、男子コンバットサンボ計量
6月4日(金)  男女ユース、男子コンバットサンボ試合~同日夜の便でタシケント発
6月5日(土)  ソウル経由~成田着
             
【実施階級】   
男子シニア / 52・57・62・68・74・82・90・100・+100kg級(9階級)
女子シニア / 48・52・56・60・64・68・72・80・+80kg級(9階級)
男子ジュニア(1990・1991年生まれ) / 48・52・57・62・68・74・82・90・100・+100kg級(10階級)
女子ジュニア(1990・1991年生まれ) / 44・48・52・56・60・64・68・72・80・+80kg級(10階級)
男子ユース(1992・1993年生まれ) / 48, 52,56,60,65,70,75,81,87,+87?級(10階級)
女子ユース(1992・1993年生まれ) / 40, 44, 48,52,56,60,65,70,75,+75?級(10階級)
男子コンバットサンボ / 52・57・62・68・74・82・90・100・+100kg級(9階級)

※従来、国内では19・20歳の部を「エスポワール」、17・18歳の部を「ジュニア」と呼んでいましたが、
国際連盟での実情にあわせて19・20歳の部を「ジュニア」、17・18歳の部を「ユース」に変更します。

※※詳細の要項をご希望の方は下記メールアドレスにご連絡下さい。なお、2009年全日本選手権優勝者には全員に郵送します。
年度変わりの時期につき、要項の発送は4月初旬になりますのでご承知おき下さい。申込締切は4月19日を予定しています。

日本サンボ連盟 事務局 担当:田中泰秀・筒井 穣

〒169-0073
東京都新宿区百人町2-24-6-4F アブソリュート・エンタープライズ内        
連盟メールアドレス: sambo_japan@hotmail.com

2010年3月11日木曜日

第1回東アジアオープン選手権結果(日本人出場階級)

<第1回東アジアオープン選手権結果(日本人出場階級)>

【女子48kg級(2名参加)】
八木沼志保(アンプラグド国分寺) 2位
決勝 vs エルデネチメグ・ノニン(モンゴル) 1-12 判定負


【男子57kg級(6名参加)】
守屋直樹(M-Works)  3位

1回戦 シード
準決勝 vs ジュン・エウン・スン(韓国) 腕関節 一本負
3位決定戦 vs ジョ・ウォン・ジュー(韓国) 不戦勝

[参加国] 韓国・モンゴル・日本・ウズベキスタン・キルギスタン
[参加選手数] 83名(男子30名、女子23名、男子コンバットサンボ30名)

2010年2月7日日曜日

【大会結果】第16回全日本学生サンボ選手権大会

2010年2月7日
東京・財団法人スポーツ会館

【57kg級】
第1位:中島 涼 (桐蔭学園高校)
第2位:池田 智彦 (中央大学)
第3位:海野 大地 (大阪商業大学)  

【62kg級】
第1位:小野瀬 雅仁 (職業能力開発総合大学校)
第2位:成田 優太 (大阪商業大学)
第3位:市川 達朗 (八戸工業大学)
第3位:佐藤 都夢 (東海大学)

【68kg級】
第1位:桐山 達也 (大阪商業大学)
第2位:明妻 健 (日本ウェルネススポーツ専門学校)
第3位:秋谷 和樹 (東海大学)  

【74kg級】
第1位:山口 英輝 (中央大学)
第2位:井本 進也 (大阪商業大学)
第3位:高松 宗史郎 (明治大学)
第3位:山田 雅道 (高千穂大学)

【82kg級】
第1位:片桐 速人 (大阪商業大学)      

【90kg級】
第1位:草野 太智 (暁星高校)
第2位:堂岡 大嗣 (大阪商業大学)
第3位:渡仲 史卓 (中央大学)

【+90kg級】
第1位:大西 右司 (大阪商業大学)
第2位:平野 賢人 (東海大学)
第3位:崩 孝介 (八戸工業大学)

【最優秀選手賞】
小野瀬 雅仁

2010年2月4日木曜日

第1回東アジアオープン選手団確定

2月26~28日の日程で派遣する、東アジアオープンサンボ選手権の選手団が確定しました。

・遠征日程:2月26日~28日(大会日程:2月26~27日)
・開 催 地:大韓民国ソウル市

【役 員】 
団長/監督  吉澤  昌(MCアブソリュート)
                   

【女子の部】 
48kg級    八木沼志保(アンプラグド国分寺)
08~09年全日本選手権優勝

【男子の部】
57kg級    守屋直樹(M-WORKS)
09年東日本選手権62?級3位